高千穂郷の景色を撮影した「村人の写真展」が現在、「森のフォト美術館」(日之影町七折)で開催されている。
日之影町や高千穂町の写真愛好家8人が参加する同展。日之影町在住の野菜農家でアウトドアガイドも務める中山悟さんが「地域の豊かな自然を写した写真を集め、多くの人に見てほしい」と企画した。喫茶店や食堂、雑貨店の並ぶ日之影町の「元気村」の一画を借りギャラリーにした。同町戸川地区の見立渓谷や同じく鹿川地区の紅葉などいずれも山深い場所で、地元の人でもなかなか見られないという景色を撮影した作品16枚を展示している。
中山さんは「どの撮影地にも会場から1時間ほどで行ける。作品を見て『行ってみたい』と思ってもらえたら」と話す。
開催時間は11時~18時。入場無料。2月29日まで。活動への支援を求め募金箱を置く。