「Cafe NANAME(カフェ ナナメ)」(延岡市川原崎町)が延岡にオープンして、8月2日で2カ月を迎える。
滋賀県の焙煎所から取り寄せた豆を使ったコーヒー(右)と看板商品のバスクチーズ
同店は、店主の横山博徳さんとスイーツスペシャリストの資格を持つ妻の悦子さん、次男の優作さんの親子3人で経営する。
メニューは、優作さんが毎月異なる焙煎(ばいせん)所から仕入れて提供する「今月のコーヒー」(500円)、レモンやマンゴーなどを使った「ヒムカソーダ」(全5種、各650円)などのドリンク、「唐揚げセット」(800円)、「予約制ランチ」(1100円)などの食事類、「バスクチーズ」(320円)、「焼きドーナツ」(180円)、「パウンドケーキ」(320円)などの日替わりデザートも用意する。
デザートを担当する悦子さんは「糖分を控えたものを作っている。私自身がかつて体調を崩して甘いものを食べられない時期があったので、同じような境遇の人や健康に気遣う人にも食べてもらえるスイーツにしている」と話す。
博徳さんはオープン前、鉄鋼業に従事していた。博徳さんは「全く違う仕事なので開業前は知識も乏しく大変だったが、同業者の意見を聞いてようやく開業できた。店に来ることで昨日よりも良い日になって、右上がりになるように『ナナメ』という名前を付けた。おいしいものを食べて和んでもらい、何度も足を運んでもらえるような場所にしたい。新メニューを開発中で、今後は延岡市内のイベントに参加したり、敷地内でイベントを主催したりしたい」と意気込む。
営業時間は、11時~16時、17時~21時30分。火曜定休。