門川町の鮮魚直送サービス会社「デナーダ」(TEL 0982-66-7043)が7月15日、起業家支援イベント「Startup Dojo(スタートアップ ドージョー)九州」熊本大会で宮崎県代表としてプレゼンテーションを行う。
ベンチャー企業の事業を成長させるため、九州のスタートアップエコシステムを強化しようと、「ゼロワンブースター」(東京都港区)が九州全県をめぐって全域の事業創造の未来について考える同イベント。今年4月から始まり、7月の最終回は決勝大会として熊本市の「未来会議室」を会場に行われる。
デナーダは、延岡市出身の佐々木大樹さんが昨年3月、東京から移住し設立した。宮崎県内などの漁港でとれた新鮮な魚介類を、東京などの飲食店に直送するサービス「CHOKSEN(ちょくせん)」を展開している。これは漁港での入札を代行するもので、東京の大手IT企業などで勤めた経験を生かし、ITを活用し地元の漁業と都市圏の飲食店をつなぐビジネス。
佐々木さんは「一次産業とITという組み合わせで宮崎を売っていこうと考えている。1年やってきて手ごたえを感じている。今後は漁港の名前を明記するなど生産者がより見える形にし、CHOKSENのブランド力を高めていきたい」と意気込む。
「Startup Dojo九州」の開催時間は13時~19時30分(予定)。