延岡の中央通り交差点で夜のマルシェ「オープンパレード」が2月3・4日、開催される。今回で3回目。
企画したのは延岡在住でIT企業勤務の黒木拓巳さんと建築事務所「山根製作所」(延岡市山下町)の中村謙さん。2人がセルフバーを開くほか、延岡のシフォンケーキ店、占い師、画家、日向市東郷町のイチゴ農家などがこのイベントのためにデザインされた白いテントに出店し、小規模のマルシェを開いてきた。
黒木さんは「延岡に若い人たちの出会いの場が少ないと感じたことが開催のきっかけ。出生率も下がっており、このイベントでまちづくりに少しでも寄与できたら」と笑顔を見せる。「このイベントを延岡のいろいろな場所、たとえば山下新天街に移動してやるのも楽しいのでは。ゆくゆくは他の町にも波及するような、まちづくりイベントのモデルになれれば」とも。
中村さんは「今までにも建築事務所としてごみ集積所の新しい形を考えるコンペティションを企画したり、建築物のデザインをしたりして、まちづくりを考えてきた」と話す。
今回はセルフバー「オープンクローズクラブ」、シフォンケーキ店「SAKAMAKI SWEETS KITCHEN(サカマキスイーツキッチン)」、アーティスト「EpiLab(エピラボ)」が出店する。
開催時間は19時30分~24時。場所は中央通り交差点の時計台付近。