日向・平岩で碁石の製造販売を手掛ける「ミツイシ」が7月1日、「碁縁(ごえん)釜めし」の販売を始める。
同社の創業100年を記念して企画したという同商品。
社長の黒木宏二さんによると、日向市が開催した観光推進策の懇話会などに参加して意見交換を行う中で、名物となるご当地グルメを新しく作ろうと考え、今年3月から4カ月掛けて開発したという
同商品は、日向の伝統産業である「碁石」をモチーフに、容器本体上部を黒く、下部を白くしたほか、釜めしの具材はシイタケとウズラの卵で白黒の碁石を表現。そのほか、貝付ハマグリ、宮崎産鶏の炭火焼き、県北名物の「あげみ」を入れる。価格は1,080円。
黒木さんは「宮崎の食の魅力を全面に打ち出すことにこだわり、味も改良を重ねた。はまぐり碁石の産地である日向市を、一目でアピールできる『ひゅうが飯』が誕生した」と笑顔を見せる。
6月28日はJR日向市駅構内で12時から、同商品のお披露目会を行い、先着100人に無料で提供する。
7月1日・2日は「はまぐり碁石の里」(平岩)で各日先着100人に、「碁石(ごいし)」にちなんで514円で同商品を販売する。名字に「白」か「黒」の付く購入客には「願いがかなう 碁縁キーホルダー」(430円相当)を進呈する。開催時間は11時~13時。