雑貨店「...BASE(ベース)」(延岡市恵比寿町、TEL 090-3077-5411)で10月、今季のりんごあめの販売が始まった。
同店は2019年6月にオーナーの浅尾竜(りょう)子さんが始めた。当初はカフェも併設した店にする予定だったが、コロナ禍で飲食営業を延期。浅尾さん自身が作るドライフラワーや洋服の他、作家が作ったアクセサリーやキャンドルなどを販売する。
りんごあめ販売を始めたのは、宮崎市のキャンドル作家の友人から勧められたことがきっかけという。浅尾さんは「りんごあめをやってみたらと一言言われ、じゃやってみようかと気楽な気持ちで始めた。いろいろなりんご、いろいろな砂糖で試してみて、今の材料に出合って試作した時、『これだ』とばちっと決まった。小さなころからりんごのアップリケを服に付けてもらい、自分のトレードマークのように使っていた果物で、縁を感じる」と笑顔を見せる。
店名について浅尾さんは「最初の3つの点は、私の3人の子どものこと。『ベース』という言葉には秘密基地という意味と手作り雑貨の作家さんにとっての始まりの場所にしてほしいという思いを込めた。延岡には店舗を持たない作家さんが出品できるようなチャレンジショップがないので、挑戦できる土台を作りたかった」と話す。
営業時間は10時~18時。りんごあめの価格は500円。販売は来年5月ごろまで。