幼児向け二輪遊具「ランニングバイク」を使った競争イベント「山下こだいっちゃんカップ」が10月9日、延岡市の山下新天街アーケードと「のびっこ広場」で開催される。主催はアウトドア体験を提供するNPO法人「ひむか感動体験ワールド(ノベスタ)」(延岡市東本小路、TEL 0982-29-3835)。
今年で5回目。共催には、ランニングバイクショップ「Playing Factory Mitsui(プレイングファクトリーミツイ)」(延岡市緑ヶ丘2)、「山下新天街商店街振興組合」(延岡市山下町2)に加え、今年から新たに「今山大師」(延岡市山下町2)が加わる。
ランニングバイクはペダル、ブレーキがない二輪遊具。2歳くらいから乗ることができ、バランス感覚を養うことができるという。参加できるのは2~6歳の未就学児。年齢に応じて50メートルから100メートルのコースを走る。カテゴリーごとに1~3位を表彰。優勝者にこだいっちゃんが記念品を贈呈する。参加者全員に参加賞も進呈する。
会場となる山下新天街アーケードは宮崎県北最長の長さ330メートルを誇る全天候型アーケード。のびっこ広場も会場とし、直線とカーブのあるコースでレースを行う。
「こだいっちゃん」は、山下新天街近くの「今山大師」にある「日本一の弘法大師像」をPRしようと活動するマスコットキャラクター。当日はこだいっちゃんが登場して会場を盛り上げる。
ノベスタ事務局の堀川叙奈さんは「昨年は例年以上に子どもたちの本気度が増した。中には、商店街に設置してある他力本願地蔵の前で『優勝できますように』とお参りしている子どももいたと聞いている。3世代で楽しめるイベントなので、ぜひ参加してもらえたら」と呼びかける。
「今山大師」副住職の野中健雄さんは「当日は、『今山大師慶賛会』の青年部『照山会』のメンバーと一緒にこだいっちゃんの風船を配ったり、レースを見守ったりする予定。こだいっちゃんを使ったイベントがまちで企画されることがうれしい。たくさんの人に喜んでもらって盛り上がるとうれしい」と話す。
「山下新天街商店街振興組合」理事で、同商店街で接骨院を営む興梠貴士さんは「けがが不安な保護者もいるかもしれないが、救急箱を準備しており、もしも何かあれば私の接骨院もある。安心して参加してもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~12時。駐車場は延岡駅西駐車場を利用可。ランニングバイクとヘルメットは要持参。参加費は1人=2,000円。参加締め切りは9月30日。申し込みは「ユニバーサルフィールド」エントリーページで受け付ける。