「やればできる！ 夏休み自由研究でぃすかば応援隊 夏休み学習支援教室」が8月5日・6日、延岡市社会福祉協議会（延岡市三ツ瀬町1）で開かれる。

今春行われた学習支援教室のスタッフたち

　主催は延岡のNPO法人「自立生活支援延岡ほほえみの会」（惣領町4、TEL 0982-20-3666）。人材育成支援を目的に活動する団体に補助を行う「一枝会」（京都市下京区）による補助事業として今回の教室を開く。

　当日は、小学1年生～6年生を対象に、ボランティアスタッフが宿題の手伝いや学習の補助を行うほか、「お金」「アート」「植物」のテーマごとに夏休み自由研究教室も開催する。

　「子どもお金研究室」では、○×ゲームを通してお金について学んでもらったり、お店屋さんごっこを通してお金を稼ぐ体験をしてもらったりする。「子どもアートクラス」では、段ボールアート工作を行ってもらう。「子ども植物たんけん隊」では、河原や公園で植物採集をしてもらうほか、採集した植物を標本にして植物図鑑を作ってもらう。

　同NPO法人の塩月雅代理事長は「虐待や家庭内暴力（DV）などさまざまな背景から学校に行けない子どもたちのために企画した。3月と4月に『延岡東ロータリークラブ』（延岡市卸本町）主催の学習支援教室に協力した際、当初対象としていなかった子どもたちも参加してくれて、楽しい時間を過ごすことができた。保護者からは『息抜きになった』という声をもらった。学習支援教室を今後も継続していくことで、その必要性があることをたくさんの人に知ってもらえたら」と話す。

　開催時間は13時30分～16時。定員40人。参加無料。