日向市で夏休みの小学生、中学生向けに英語とサーフィン、地域産業を学ぶ「日向サマースクール」が8月3日~7日に開かれる。
企画、運営は、日向市に工場を持つ男性下着メーカー「TOOT」の社長、枡野恵也さん。グローバル教育に関心があり、自身の長女が進学したことから岡山県の私立学校で広報部長の肩書も持つ。サーフタウンとして地域活性化を目指す日向市で、サーフィンを通じて自然を知り、農業、漁業、林業の現場での体験もできるサマースクールの開催を決めた。参加者は英語を通してさまざまな体験をする。
枡野さんは「不確実性の高まる世界でどんな探求の機会を子どもたちが持つべきなのか考えた。サーフィンの世界大会を実施するほどの美しい海岸と温かいコミュニティーに恵まれる日向で、地域の産業を体験し、英語でのコミュニケーションを経験しながらグローバルな潮流を体感してほしい」と話す。
海辺で豊かな生態系を知るツアーや定置網漁体験、サーフィン、日向特産のかんきつ類「へべす」の収穫体験、地元高校生との日向ひょっとこ夏祭り参加などのプログラムを用意する。
対象者は10歳~15歳の小中学生で、英語が話せる人が望ましいが、日本語のみでも可。参加費は4泊5日で15万円(食事代、アクティビティー代、プログラム期間中の交通費、保険料を含む)。申し込み締め切りは7月18日。