延陵自動車学校(延岡市松山町)で6月19日、「ENRYO1日開放イベント」が開催され、約2000人が来場した。
6月が「指定自動車教習所広報月間」であることから、同校では毎年6月にイベントを行ってきたが、新型コロナの影響により3年ぶりの開催となった。
安全運転サポート車の試乗体験、運転適性診断シミュレーター体験を通して、参加者の交通安全意識の向上を図るほか、延岡市内のスイーツ店、カレー専門店などの飲食店や雑貨店など37店が出店。ハーレーダビッドソンの試乗会、パトカーの展示、消防車の放水体験会、アマチュア参加型のアニソンライブも行われた。隣接するフットサルコート「えんりょうスタジアム」では小学生のサッカー大会が開かれ、多くの家族連れが訪れた。
同校管理者の児崎浩二さんは「教習所は免許取得の場だけでなく、地域の交通安全教育センターとしての役割がある。イベントを機に多くの方に教習所の役割について知ってほしい。来年も企画を継続しつつ、さらなる盛り上がりを図りたい」と話す。
祖母と一緒に来場した9歳の節賀莉奈さんは「インスタグラムで今回のイベントを知り訪れた。パトカーやバスに乗れて楽しかった」と笑顔を見せた。