見る・遊ぶ

日向・東郷で実録映画上映会 劇中音楽に合わせ観客が打楽器たたく試みも

主催者の坂本美和さん

主催者の坂本美和さん

  • 0

  •  

 音楽やパフォーマンスをテーマにした、ドキュメンタリー映画「大海原のソングライン」の上映会が6月5日、日向・東郷町のイベントスペース「西林(せいりん)」(日向市東郷町下三ケ)で開催される。

[広告]

 太平洋のイースター島からインド洋のマダガスカルに至るまで16の島国に残る伝統的な音楽やパフォーマンスを記録した同作品。タイトルの「ソングライン」は、オーストラリアの先住民、アボリジナルの信仰の一つで、自然信仰に基づいた彼らの生きるための知恵や教えを絵や民話、踊り、歌などの形で人々の生活の中に刻まれた古来より受け継がれた目に見えない道を指す。

 主催するのは、クレイ(泥)マッサージやクレイ用品販売を行う坂本商店(東郷町、TEL 090-2028-1102)店主の坂本美和さん。趣味でフラをベースにした「Oneフラ」というマオリ族の踊りや神楽の舞などを取り入れたパフォーマンスを行っている。坂本さんは「この映画を見て、自分たちの舞と共通するものを感じた。民族はもともと一つであることを感じ合いたいと思ったことも開催の理由」と話す。

 同作品では、各地で録音された音源が披露される場面があり、そこで観客が持参した打楽器をたたき、映画と観客の一体感を演出する試みも行う。

 上映会は10時~、14時~の2回。定員は各回25人。参加費は1,200円。ランチ希望者は「たのしい屋Kichi」のランチ「雑穀と豆の無農薬カレー」(1,000円)を予約することができる。申し込みは坂本さんまで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース