日向市東郷町の菓子メーカー「日吉だんご」(TEL 0982-69-2594)が4月下旬、同市原産のかんきつ類「へべす」を使った新商品「とろけるへべす」の販売を始めた。
創業50年の同社が手がける夏季限定の水まんじゅう「とろける果実の森」のシリーズは、毎年4月下旬から8月の限定商品として、マンゴー、日向夏、ラムネなど9種を用意。同社取締役の日吉雅紀さんは「夏季限定のこの商品は、お中元などの贈り物としても人気。食べ方もさまざまで、冷凍のほか、半解凍でアイスのようにも解凍してゼリーのようにも食べられる」と話す。新商品の「とろけるへべす」(150円)が加わり、全10種類となった。
新商品は、香酸かんきつ類「へべす」の果汁と果皮を水まんじゅうの生地となるくず、寒天に合わせ、あんにはヨーグルト仕立てのクリームを入れた。
日吉さんは「へべすの特徴的な香りがより感じられるように果汁だけでなく果皮も使った。かんきつ類が好きな人にはぜひ食べてもらいたい。『とろける果実の森』のシリーズでは毎年新しい味を用意しており、お客さまに好評だったもののみがレギュラー商品として残る。へべす味は試作1回目で即合格だった。お客さまからも好評でレギュラー商品として残るのでは」と期待を込める。
販売店と営業時間は、イオン日向店=9時~18時、Aコープ一ヶ岡=9時30分~18時。