宮崎・門川町をロケ地にした特撮映画「天尊降臨ヒムカイザー THE MOVIE」でヒロイン、悪役などを演じるキャストの募集が1月20日、始まった。
子役としてNHK連続テレビ小説にも出演経験のある主人公の山口太幹さん
エンターテインメントを通して門川町の魅力、歴史、物産、観光地などを県内外に発信することで地域振興と活性化を目指す門川町と「天尊降臨ヒムカイザー」を企画・運営する「インパクトワークス」(宮崎市)、芸能事務所「海汐プロダクション」(日向市)が協力して製作する同映画。「県民参加型映画」をうたい、ヒロイン、悪役、その他キャストを宮崎県民から募集する。
映画の主人公は宮崎市出身でNHK連続テレビ小説「エール」に佐藤久志役で山崎育三郎さんの少年時代を演じた山口太幹さん。募集するのは、主人公の相手役を務めるヒロインと主人公と戦う悪役など。条件は、ヒロインが4月時点で小学5年生から高校3年生の女性、悪役は同じく高校生以上の男性。その他キャストも募集。同じく5歳から70歳代であれば、誰でも応募できる。書類選考と1次審査を経て4月、宮崎市内で最終公開審査を行う。
キャスティングを担当する海汐プロダクションの海汐祐希さんは「演技の経験は不問だが、1次審査では台本を使い、セリフを披露してもらう予定。その他キャストの役柄には、みこ、宮司、主人公・ヒロインの家族、ライバル、教師などがある。『映画に出てみたい』という夢がある人にはまたとないチャンス。我こそはと思う人にはぜひ応募してもらいたい」と話す。
応募は天尊降臨ヒムカイザー公式サイトの特設ページから。問い合わせは海汐さん(03-5879-7156)まで。締め切りは2月28日。