「Nobeoka natural life festa(延岡ナチュラルライフフェスタ)2021」のプレイベントが3月14日、延岡駅前複合施設「エンクロス」(TEL 0982-20-3900)で開催される。
4月に駅前広場で、農薬不使用で野菜を生産する農家や、オーガニック志向を持つ飲食店が出店する「ファーマーズマーケット」を開催する予定で、今回はその関連イベントになる。事前に有機野菜や日本で伝統的に食されている発酵食の魅力などを伝えようと、トークイベント、発酵料理教室やお茶、陶芸、しめ縄などに使われる「精麻」作り体験、子どもが参加できる「やさいのおはなし会」、絵本の交換会などを企画している。
トークイベントは農薬や化学肥料を使わずに「炭素循環農法」に取り組む日向市在住の甲斐裕治さんと、宮崎県の食の魅力を伝える「宮崎ひなた食べる通信」編集長の長友慎治さんが登壇する。テーマは「自然のまま、ありのまま」。参加者には甲斐さんが作ったブルーベリーが振る舞われる予定。同日から3日間、ブルーベリー、ビーツ、レタスなどの販売も行う。
エンクロスの担当者は「エンクロスで初めて、オーガニック野菜の販売を行う。甲斐さんが農園から直送するもので、天候などによっては提供する野菜の変更があるかもしれないが、顔の見える状態で直接購入できることは、安心につながると思う。またとない機会を楽しんでいただきたい」と話す。
トークイベントの開催時間は13時~14時。申し込みはエンクロスまで。野菜の販売は12日=11時~、13日・14日=8時~。なくなり次第終了。