延岡の道の駅「北方よっちみろ屋」(延岡市北方)にから揚げ専門店「えとから堂」がオープンし、もうすぐ3カ月がたつ。
コロナ禍でテイクアウト商品の需要が高まっていることを受け、延岡、大分の道の駅で勤めた経験のある田村幸七さんが、誰にでもなじみがあり、手軽に買えるから揚げの専門店を始めることにした。
独自に開発したしょうゆとにんにくのタレに鶏モモ肉を一晩漬けこみ、卵と小麦粉を付けて揚げる。田村さんは「皮までしっかりと味がしみこみ、揚げたてはもちろん、冷めてもおいしいのがポイント。道の駅なので、ドライブがてらに寄ってくれ、おやつ代わりにする人や、お土産用に買っていく人もいる。皮がうまいと『皮ばかりくれ』と言ってくれるリピーターのお父さんもいる。から揚げ好きの人で『私のベスト3に入るよ』と言ってくれた人も」と話す。3個入り=350円、5個入り=500円。
北方産の自然薯を使った「自然薯肉味噌コロッケ」(300円)も季節限定で販売する。
「から揚げを販売しながら、道や観光地を聞かれ、説明するのも楽しい。要望があれば、コンシェルジュとしての役割も果たしていきたい」と田村さん。
営業時間は10時~17時。年始も1月1日から営業する。予約は電話(TEL 0982-27-4200)で受け付ける。