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日向の居酒屋「てとて」が移転リニューアル 洋食から和食中心のメニューに

居酒屋「てとて」店主の川崎一史さん(左)と妻の啓子さん

居酒屋「てとて」店主の川崎一史さん(左)と妻の啓子さん

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 居酒屋「てとて」(日向市上町、TEL 0982-57-3554)が移転オープンして、8月5日で2カ月がたつ。

「てとて」のランチで提供する「西都EMO牛ハンバーグ」(1,600円)

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 2014(平成26)年4月に「食堂tetote」として日向市鶴町にオープンした同店。フレンチ出身の店主・川崎一史さんが、地元食材を使った創作料理を提供してきた。コロナ禍での飲食店経営を経験し、「お客さんの笑い声に包まれる店」に改めて魅力を感じた川崎さん。2024年8月に閉店したすし店を改装し、和食中心の居酒屋として新たに店を開いた。

 店名は前店の名を生かし、誰にでも読みやすく親しみやすいよう平仮名で表記する。店内には、前店で使っていたテーブルや椅子を並べる。席数は、座敷=28席、掘りごたつ座敷=12席、カウンター=8席。

 川崎さんは「お酒を楽しむお客さんが増えたこともあり、2年前から酒に合う一品料理を意識するようになった。同じ頃、長年地域で親しまれてきたすし店が閉店することを知った。私も居酒屋スタイルへの関心が高まっていた時期で、その場所は目指していた店のイメージにぴったりだった。地元に愛された店の思いを引き継ぐ形で、この地で新たに挑戦しようと移転を決めた」と話す。「メニューは和食中心だが、移転後も洋食の注文があり、今後は洋食メニューも少しずつ増やしていく予定」とも。

 妻の啓子さんは「常連のお客さまや新しく来てくれるお客さまのおかげで、新しいにぎわいが生まれている。変わらず通ってくださるお客さまには感謝の気持ちでいっぱい。これからもおなかも心も満たされる店にしていきたい」と話す。

 前店でランチ利用の客が多かったことから、移転後も昼夜営業を継続。ランチは、前店からの看板メニュー「西都EMO牛ハンバーグ」(1,600円)、川南町産豚肉を使った「あじ豚ステーキ」(2,000円)、魚料理などを用意。全てスープ・ご飯・ドリンク付き。

 ディナーは、「カツオの漬け」(500円)、「モツ煮込み」(700円)、「白身魚の天ぷら」(800円)、「刺し身3点盛り」(1人前1,100円)などの和食メニューに加え、前店でも人気だった「ゴルゴンパスタ」(1,400円)、「おまかせチャーハン」(800円)なども提供。ドリンクは、ビール、ウイスキー、焼酎のほか、日本酒、赤ワイン、白ワイン、スパークリングワイン、オレンジワインなど種類豊富にそろえる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~22時30分。日曜・第3月曜定休。

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