
「のべおか七夕まつり」が7月5日から、延岡の山下新天街などで開かれる。
「山下新天街に来て、短冊に願いを書いて」と呼びかける興梠貴士理事長
商店街のアーケードに七夕飾りを掲げ、さまざまな企画を展開する同イベントは今年で68回目。沿道には、地元の幼稚園や保育園、介護施設、商店街などが制作した飾り44点を展示する。
テーマは「叶(かな)えよう、山下で」。初日の5日と6日は、願い事をかなえる企画「あなたの夢かなえます」を実施。事前に山下新天街商店街振興組合の事務所前に置かれた短冊に願い事を書いてもらった人の中から数人の願い事を選び、同組合が実現する。他に5日は今山八幡宮の鳥居口石段で「ペットボトル灯籠飾り」、5日・6日は「オトナの射的」(参加費200円~500円)を行うほか、キッチンカーや雑貨店などが出店する。12日は「こども食堂のべおか今山」前で複合サブカルイベント「のべおかオタクでないと! ミニ」(10時~18時)、鳥居前で「乾杯イベント」(18時30分~、参加費500円)、13日は安川商店跡や「のびっこ広場」を会場に、3人1組でレーザーシューティングガンを使って行うゲーム「山下大決戦」(10時~16時、参加費1人500円)を行う。
同組合の興梠貴士理事長は「延岡で長く続く七夕まつりは、夏の始まりを告げる恒例行事。老いも若きも願いをしたため、楽しんでもらえれば」と話す。オトナの射的、山下大決戦を行うサバイバルゲームフィールド「フォートレスト」(延岡市宇和田町)を運営する小野寿雄さんは「自分たちの子ども時代のように、山下新天街に子どもを呼び戻したいと思い企画した。3人1組の『山下大決戦』は子どもを主体に家族連れで参加してもらえたら。お父さんのかっこいいところを見せてほしい」と参加を呼びかける。
7月13日まで。願い事の記入は6月29日まで。