日向市の細島灯台で2月1日、「細島灯台フェスティバル」が行われる。
一般社団法人「海洋文化創造フォーラム」が主催する「海と灯台プロジェクト」の一環で、同市は2024年から自治会などと連携し、細島灯台の利活用促進や認知拡大に取り組む。同イベントも事業の一環。当日は灯台内覧会、細島灯台が明治時代に建設された際の資料や写真を展示する「細島灯台歴史展」も行う。来場者には記念品としてオリジナルフェースタオルを進呈する。
細島灯台周辺を巡る謎解きゲーム「細島灯台クエスト」も行う。特設サイトの案内に従い、同市や細島灯台に関する問題を解いてゴールを目指す。そのほか、富島高校の生徒による紙粘土を使った灯台の模型やフォトスタンド制作などのワークショップも開く。
日向市観光交流課の新本拓郎さんは「古くから細島の海を見守ってきた細島灯台を日向のシンボルとして守り続けるために自治会と連携して活動している。近年、船はGPSで現在地が確認できるようになり、全国的に現行の灯台は減っているが、細島灯台は今も海を照らし続けている。夜に見る灯台の明かりは神秘的。多くの人に細島灯台の歴史や役割を知ってもらいたい」と話す。
開催時間は10時~13時(謎解きゲームの受付は10時~12時)。ワークショップは1時間ごとに行い、各回の定員は10人。入場無料(謎解きゲームのみ、高校生以上=500円、中学生以下無料。参加者には記念品を用意)。駐車場はグリーンパーク第2駐車場を用意し、会場までシャトルバスを運行する。