サッカーJ2「ベガルタ仙台」が1月20日、延岡市内での春季キャンプを始めた。
市職員の河原淳さんは、高田選手と小学校から大学まで同じチームでプレーした同期
ベガルタ仙台が延岡市でキャンプを行うのは25年連続26回目。同チームは第1次キャンプを沖縄県糸満市で19日まで行い、延岡入りした。22日、練習グラウンドである西階陸上競技場で激励品贈呈式が行われ、延岡市や延岡サッカー協会、NPO法人「アスリートタウンのべおか」、市内の焼酎蔵や病院などから、宮崎牛、天下鶏、イチゴ、焼酎などが贈られた。
2023年末から同チームに所属する延岡出身のDF・高田椋汰選手、今季新規加入する日章学園(宮崎市)サッカー部出身のMF・南創太選手も参加した。昨シーズンに引き続き、同チームを率いる森山佳郎監督は「宮城、仙台の次に熱烈なサポーターがいるのが延岡。ここで厳しいトレーニングを積んだからJ1に上がれたと言えるようになれば。子どもたちにも応援に来てほしい。高田や南になりたいと思えるような活動ができれば」と話す。
延岡市アスリートタウン推進課の職員として、今回のキャンプを支える河原淳さんは、高田選手と小学校から大学まで同じチームでプレーした同期。大学卒業後の1年間は、FC延岡 AGATA(アガタ)に所属してMFとしてプレーした。河原さんは「(高田選手を)ずっとそばで見てきて、地道に頑張っているのを知っているので、プロとして活躍するのは当然のことと思い、素直に応援している。ベガルタ仙台にとって延岡は第2のホームタウンと言ってもらえるようなところ。私自身も一緒にサッカーやスポーツでまちを盛り上げていきたい」と話す。
延岡キャンプは今月31日まで。