延岡市を舞台に撮影された作品の上映会が1月25日、「waiwai PLAY LAB(ワイワイプレイラボ)」(延岡市幸町3)で開かれる。
上映会会場。当日もスクリーン前はカーペットを敷いて、くつろぎながら見られるスペースを設ける
昨年10月~今年1月に行われたプログラム「Connect & Create NOBEOKA」(通称=コネクリ延岡)に参加した12人のクリエーターによる作品を上映する。同プログラムの特徴は全国から応募のあった映像クリエーターが延岡に滞在して動画を制作する点。今回で2回目、主催はケーブルテレビ局「ケーブルメディアワイワイ」(愛宕町2)。
上映会はグランプリ、最優秀俳優賞など6つの賞の審査会を兼ねて行う。映画「カメラを止めるな!」で一躍注目を浴び、同プログラムに指導役「メンター」として関わる上田慎一郎監督が審査員長を務める。
同社メディア局ブランド推進部の山元拓朗さんは「10月にプログラム参加者と共に上田監督も延岡入りし、ロケハンのバスツアーを行った。クリエーター同士の横のつながりも生まれ、自分の作品が完成した後、別の参加者の作品を手伝う人もいた。2本、3本と作品を提出した人もおり、当日は10分以内の作品15本を上映する。ホラー、青春物、社会風刺、SFなど、いろいろなジャンルの作品を見ることができる」と話す。「クリエーターから、こんなに撮影に協力的なまちはないという言葉ももらった。新たに撮影地となった場所もあり、普段のまちの魅力を再発見することもできる。観客の皆さんもコネクリに参加するような気分で楽しんでもらえたら」とも。
開催時間は13時~18時。同会場内で11時~18時、延岡市内の学生が制作した1分以内のショートショート動画を「縦型映像制作ワークショップ成果展示」として上映。屋外ではコーヒーや焼き菓子、カレーなどを販売する「コネクリマルシェ」も同時開催する。