宮崎・日向のすし・活魚料理の「すし源」が、地元の食材を生かして作ったおせちのインターネット販売を開始した。
地元の日向灘で獲れた新鮮な魚介類を使い、すし、会席、仕出し料理を提供し、2018(平成30)年に創業60年を迎えた同店。毎年、年末年始のオードブルやおせちの注文を受け付けているが、今年はおせちを3種類用意した。
女将の浅野順子さんは、「お客さまからコロナの影響で年末年始にふるさとに帰省できない人がたくさんいると聞いた。故郷を離れて実家に帰れずに正月を迎えるご家族や友人・知人に、ふるさとの味をお届けすることができればと、初めてネットショップ作成サービスを使いオリジナルのECサイトを開設した」と話す。
日向市近海で獲れた「伊勢海老」や「さざえの壺焼き」「金鱧のタレ焼き」「日向市特産のへべすを使った紅白なます」「鮎の甘露煮」などが入った「彩おせち 和洋三段重(3~4人前)」(25,000円)のほか、2段のおせちと宮崎牛のすき焼き肉が付いた「おせち 豊 三段重(2~3人前)」(21,000円)、2段のおせちと同店名物の鴨鍋を味わうことができる「おせち 幸 三段重 (2~3人前)」(15,000円、以上送料込み)を用意する。
「作りたてを急速凍結し、鮮度や食感、風味を保ったままお届けする。保存料を使用しないのでおいしく味わうことができる」と浅野さん。「コロナでふるさとに帰れない方々の心が少しでも明るくなってもらえれば」とも。
おせちの注文は12月24日まで。申し込みはすし源のECサイトで。