福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手ら、4チームの6選手が日向市で1月14日に合同自主トレを開始する。2014(平成26)年から今年で7回目。
昨シーズン、一塁手としてパ・リーグ初の快挙、守備率10割を達成し、ゴールデングラブ賞を受賞した内川選手のほか、千葉ロッテマリーンズから吉田裕太選手、三家和真選手、茶谷健太選手、北海道日本ハムファイターズから横尾俊建選手、高知ファイティングドッグスから宮本貴章選手、福島ホープスから佐賀悠選手の計7人が参加する。昨年まで参加していた広島東洋カープの鈴木誠也選手は宮崎県串間市で、ホークスの上林誠知選手も福岡県内で独自に自主トレを行い、チーム内川を独立した格好。
日向市役所で、「チーム内川」の日向への来訪を祝う歓迎セレモニーが行われ、十屋幸平日向市長が歓迎の意を示した。激励品として日向市特産のかんきつ類「へべす」を使ったドリンクを7ケース贈呈した。
内川選手は日向市の魅力について「暖かい気候で、球場や室内練習場といった施設が1つにまとまっていることがとても魅力的。キャンプ中の練習はとてもきついが、松林を抜けていくとすぐ海が見え、しんどいことがあっても頑張ろうと思える環境でもある。この機会に一度お倉ヶ浜に足を運んでいただき、生で練習を見てほしい。より選手たちを身近に感じてもらえるのではないか」と話す。
「チーム内川から広島の鈴木誠也とホークスの上林誠知が巣立ち、これでやっと自分のトレーニングに集中できると思っていたところ、何人かの選手がキャンプに参加させてくれと言ってきた。選手の面倒を見る運命だと思った。彼らのためにも頑張りたい」とも。
合同自主トレはお倉ヶ浜総合公園野球場、サンドーム日向などで予定。19日には小学生約200人を対象にした野球教室を行う。