宮崎・門川の「門川神社」(門川尾末、TEL 0982-63-3479)が金色と銀色の御朱印を頒布している。
約3年前から、それぞれ金色と銀色のインクで記帳し、四隅には四つ葉の印を押した御朱印を頒布してきた同神社。令和元年を迎えたことから、四つ葉の代わりに昇り龍と降り龍と剣先の印を押した金の朱印、銀の朱印(初穂料=各700円)を「令和バージョンの御朱印」として今年も頒布する。
同神社の河野宗清宮司は「参拝客が2007(平成19)年に秋祭りを撮影した写真にゴールドのオーブ(水滴のような光の玉)が写っており、神様が金を好んでいると感じたので、金色の御朱印を頒布しようと思った。かつては金よりも価値があった銀色も加え、現在は6種の御朱印を用意している。御朱印には御神徳の『家運長久』『家内安全』を記帳。魔よけを意味する剣先を銀色の印で押し、少しでも多くの方に幸せが降り注ぐことを祈り頒布している」と話す。
SNSでは「ごーじゃす」「それにしてもかっこよすぎるこれ」「久しぶりに御朱印を頂きに行きました。初めての金色文字です」「金の文字、すごい」(以上、原文ママ)など評判を集めている。
河野宮司によると同神社は、1530(享禄3)年に始まったと伝えられ、1870(明治3)年に一村一社制により複数の御祭神が合祀(ごうし)され祭られるようになった。社号を門川神社に改称した。現在の社殿は1992(平成4)年に改築したという。