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日向・美々津に古民家再生レンタルスペース 大阪から移住予定者が開設

館主の八田俊吾さん(右)と館長でイラストレーターの畑靖子さん

館主の八田俊吾さん(右)と館長でイラストレーターの畑靖子さん

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 日向・美々津町に古民家を再生したレンタルスペースが誕生し、4月で半年を迎える。施設名は「ゆめのかたち ぷろじぇくと。」(日向市美々津町中町、TEL 070-6987-5039)。

江戸時代の町家造りの建物をリノベーションしたレンタルスペース

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 同施設のオーナーは大阪で物流会社を経営する八田俊吾さん。子どものころから宮崎の海でサーフィンをしていたことがきっかけで、日向をたびたび訪問し、数年前から古い町並みが残る美々津に住みたいと思うようになったという。将来移住するための物件を探していたところ、一昨年5月に今の物件に出合い「一目ぼれした」と話す。

 江戸末期に建てられた古民家だったため、1年半かけてリノベーションした。八田さんは「庭にうっそうと生える木々を伐採したところ、美々津の象徴である沖磯の『七つバエ』や灯台が見えるようになり、自分の視界まで開けた思いがした。そして、ここを夢の実現を目指す人たちを応援する場所にできないかと考えるようになった」と話す。結果、居住用ではなく、誰もが利用できるレンタルスペースにすることを決心したという。

 施設ではアート作品や手作り品の展示・販売、ワークショップの開催など、さまざまなイベントを企画する人に場所を提供する。

 利用時間は10時~16時。水曜定休。使用料は1日4,000円~。入会金5,000円を支払い、会員になればその半額で利用できる。

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