日向市細島港(大字日知屋)にクルーズ船「にっぽん丸」が10月8日、入港した。
全長166.65メートル、全幅24.00メートル、総トン数22472トンの日本籍船。乗客364人を乗せ今月6日に茨城・大洗を出発した。翌7日に和歌山・新宮に寄り、8日朝に細島港へ入港した。
細島港では日向市特産のかんきつ類「へべす」や宮崎県の土産物などを販売し、おもてなし歓迎アトラクションとして日向市職員による「ひょっとこ踊り」や天地鼓響による「和太鼓演奏」を行う。アトラクションは15時~。雨天中止。オプショナルツアーとして高千穂町の観光地を巡るコースや青島へ行くコースが企画された。
乗客の一人は「金婚式の記念に妻と同級生の夫婦と一緒に乗船した。各地の観光名所などを巡り充実した旅。宮崎県には初めて来て、これからどこに行こうかと考えている。旅はまだまだ続くので日本の名所を巡り、楽しみたい」と話す。
同船は今日16時に細島港を出港し、長崎・上五島、山口・萩、石川・輪島、北海道・函館を回り13日に茨城・大洗に帰港を予定している。