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日向市東郷に多国籍料理店「ケチャック」 都町から移転、店主による三線即興ライブも

(左から)「山陰kitchen KECAK」店主の黒木正剛さんと妻の仁美さん

(左から)「山陰kitchen KECAK」店主の黒木正剛さんと妻の仁美さん

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 多国籍料理店「山陰(やまげ) kitchen KECAK(ケチャック)」(日向市東郷町迫野内、TEL 080-4277-5522)が9月16日、都町から移転オープンした。

「山陰kitchen KECAK」外観

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 日向市の繁華街・都町でこれまで6年間営業していた同店。店主の黒木正剛さんと妻の仁美さんの夫婦で店を切り盛りする。門川町出身の黒木さんは中学時代から音楽活動を続けており、高校卒業後、福岡県で和食店や洋食店などさまざまな飲食店に勤務しながら音楽活動で東南アジアを巡った。その時の経験を生かし、店では和食、洋食に加え、アジア料理を月替わりで提供する。店内では黒木さんが三線を弾き、即興でライブを行うこともある。

 この日は、ココナツミルクをベースにした「ミニトムヤムクン」、キュウリやキクラゲを使った「ヤムウンセンサラダ」、タイ米を使った「グリーンカレーセット」「北インド ダルカリーセット」「インドネシアのチャーハン ナシゴレン」などのアジア料理を提供した。

 黒木さんは「近年は地震が多く、より安全な場所に移り畑仕事をしながら店を経営したいと思ったのが移転のきっかけ。約2年間、日南市や西都市など物件を回りようやく見つけた。料理はできるだけ地元食材を使い、化学調味料を使わずに作っている。自然豊かな東郷町でのんびりと食事を楽しんでほしい」と話す。

 仁美さんは「東郷町は山に囲まれ、きれいな湧き水で育った農作物がとてもおいしくて驚いた。自然の恵みがたくさんあるので、それらを生かした料理を提供したい。店内にはキッズスペースがあるので小さなお子さんやペット連れの客も利用できる。気軽に来店してほしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時30分~15時。夜営業は要予約。火曜、日曜定休。

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