宮崎・日向のボランティア団体「秘密基地A」(日向市塩見、TEL 090-6891-5813)が8月18日、山の中に遊具を備えた施設「和の森 ふれあい広場」(日向市塩見)でそうめん流しのイベントを行う。
野外で遊ぶ子どもが減っていると感じた同団体の事務局長・松本和育(たかやす)さんが2004(平成16)年、自宅の裏山を切り開き子どもの遊び場として開放。ジャングルジム、ロープウエー、ブランコなどを松本さんが手作りし設置した。いろいろな遊具を作ることから、松本さんは「天才おじさん」と呼ばれているという。
夏の同イベントは2016(平成28)年から。参加者の子どもらが工具を使って、竹のおわん、箸、約8メートルの流し台を作り、そうめん流しを楽しむ。
松本さんは「開設前、長崎の佐世保で小学6年の女児が同級生に殺害される事件が起こり、心を痛めた。子どもたちがワクワクする場所を作りたいと団体名を『秘密基地 A』とし、活動している。日向市は人口減少が進み、世代間交流の場も減っている。子どもたちが楽しい、面白いと感じたときに見せる生き生きした表情は、私たちにとってもうれしいもの。親子、友達同士で参加して、思いっきり遊んでほしい」と話す。
開催時間は9時~12時。参加費は100円。定員50人。申し込みは秘密基地 Aまで。