日向唯一の焼酎メーカー「あくがれ蒸留所」(日向市東郷町、TEL 0982-68-3550)が3月10日、春季限定焼酎「日向あくがれ黄麹18°」を発売した。限定1000本。
同商品は、麦、米、アワ、ヒエ、キビの五穀と大豆を使い、日本酒で使われる黄麹(きこうじ)で仕込み、8年熟成させた。
同社の白石三千男さんは「焼酎を黄麹で仕込むのは難しいが、五穀と相性がよく、フルーティーな香りと余韻の残る甘さを引き出せた。8年間熟成させることで角が取れ、ストレートで飲むとさらに心地よい酸味が感じられる」と話す。
同社は昨夏からアルコール度数14度の季節限定焼酎を販売しているが、同商品のみ18度になった。モニタリング調査の結果を見て決めたという。「花見やお祝いの席、贈答用に使っていただければ。女性や焼酎初心者の方にもぜひ手に取ってもらいたい」と意気込む。
1本(720ml)1,500円。日向市内の酒店や道の駅、一部コンビニのほか、全国の取引店で販売。同社で直接購入も可。