日向市商工会議所(上町、TEL 0982-52-5131)で7月17日、キャッシュレス決済に関する入門セミナーが開かれる。
従来のクレジットカード決済に加え、近年はスマートフォン、電子マネー、QRコード決済など、現金を使わない「キャッシュレス」でのお金のやり取りが増えている。同会議所によると、2019年10月に予定されている消費税率引き上げに伴い、国が中小の店舗でキャッシュレス決済をした人に5%のポイント還元などの景気対策を検討しているという。
そのため、中小企業支援を行う同会議所が、キャッシュレス決済の仕組みと最新動向を伝え、国の推進する景気対策について解説するセミナーを企画した。講師として、ITコーディネーターで中小企業診断士の野村忠史さんを東京から招く。
企画した同会議所の中城健太さんは「日向市内でもシニアの方がキャッシュレス決済を始めているケースが増えてきている。これからキャッシュレスの流れは進み、小規模の商店でもキャッシュレス化の対応を検討していくことが重要になる。キャッシュレスのメリットやデメリット、消費税軽減税率制度を知ってもらういい機会なので、興味のある方に参加していただきたい。今後、品目によって消費税率が8%、10%と変わってくるので、小売店事業者向けに事例を挙げながらの説明も行う」と話す。
開催時間は14時~16時。定員50人。要事前申し込み。締め切りは7月12日。7月26日は事業所向けに、「キャッシュレス・消費者還元事業」制度説明会(19時~21時)も行う。