日向市本町に2月7日、婦人服・雑貨を扱うセレクトショップ「ヴェルコミン」が開店した。

店長自らがセレクトし仕入れた洋服や雑貨

　同店は23年間、同市上町で営業する婦人服店「シャン・クー」の姉妹店。店長の児玉ちよみさんは、かつて東京でスタイリストのアシスタントを務め、映画やテレビコマーシャルなどの制作現場で仕事をしていた。

　「シャン・クーの服が客層に合わせて年齢層が高めの服ばかりになっていた。チャレンジしなくてはいけないと思い、新しい店をオープンした」と振り返る。店名はアイスランド語で「ウエルカム」という意味。

　店の外には店名の書かれたポストがあり、一面ガラス窓。店内には、木製のハチの巣型のシェルフやラックが置かれ、店長自らがセレクトした洋服や雑貨が並べられている。

　「今は買い付けのために月に3～4回上京する。今後本格的に人気の出そうなジャパンメードの『ネクストブランド』を意識し、20代などの若い日本人デザイナーのブランドを積極的に買い付けている。シャン・クーより手頃な価格で、通勤服から日常着まで取りそろえている」と話す。

　主な取扱ブランドは、「TONAL」「MARECHAL TERRE」「Mystrada」「COCO DEAL」など。雑貨は長崎・波佐見焼の陶器のほか、フランス製、スペイン製の食器を販売している。

　営業時間は11時～19時。水曜・木曜定休。事前予約があれば定休日の営業も可。