宮崎・日向の蒸しパン専門店「もってぃ」(亀崎西、TEL 0982-95-0716)が5月22日、日向特産の切り干し大根を使った新商品蒸しパンの販売を始める。
「sweets kiriboshi」(左)と「切り干しナポリタン」
2017年7月、中内由美さんが第一子の長女が1歳になった時に開業した同店。乳製品、卵、油を使わず、天然酵母を使って作る蒸しパンが特徴。
日向特産の切り干し大根とかんきつ類「へべす」を使った新商品は、へべすジャムで煮た無農薬栽培の切り干し大根に、レーズンを入れて仕上げた「sweets kiriboshi(スイーツ・キリボシ)」と、タマネギ、ニンジン、ピーマン、切り干し大根をケチャップで炒めて具にした「切り干しナポリタン」(以上、160円)の2種。
中内さんは「チョコバナナ、肉みそ、黒糖つぶあんなど、50種ほどの中から日替わりで36種の具材を入れて販売している。新商品が作れないかとずっと考えていて、地元のイベントで美々津町の農家、黒木栄次さんと出会ったことをきっかけに、黒木さんの切り干し大根を使って商品を作りたいと思った。へべすジャムを手作りし、切り干し大根のシャキシャキ感を残しつつ一緒に煮て、さっぱりとした甘さに仕上げた。ナポリタンの方は実は普段から家庭で作っているもの。野菜たっぷりで栄養があるので、小さなお子さんにも食べてもらいたい」と話す。
営業時間は10時~18時(日曜は16時まで)。月曜定休。5月19日に日向市駅前(上町)で開催されるコンサート「運命のレシピ」に出店し、店頭に先駆けて販売する。