日向・原町の民宿「山の茶屋」(TEL 0982-53-8881)が3月6日、ビジター客への朝食バイキング提供を始めた。
元は割烹(かっぽう)だった同民宿。宿泊客向けの朝食バイキングの評判を聞きつけた地元の人から「宿泊客以外も食べられるようにしては」と提案を受け、ビジター客にも提供することにした。料金は500円。
焼き魚、卵焼き、スクランブルエッグのほかに納豆、酢の物、大根おろし、野菜炒め、煮物、果物などの小鉢15種類ほどを用意し、ご飯、みそ汁はお代わり自由。
「朝は炊きたてのご飯を喜んでもらっている。お米一粒一粒が立ったきれいなご飯は宮崎産のヒノヒカリ。前日のうちにお米を洗い、水分を含ませてザルに上げ、朝食の時間に合わせて炊く。つやつやで湯気が上がったご飯に皆さんが笑顔になる」と女将(おかみ)の三樹かよこさん。「連泊客が多いことから、メイン、小鉢、みそ汁の内容は毎日変えるように努めている。こんなおかずが食べたいなどの要望があれば、気軽に相談いただければ」とも。
朝食バイキングの時間は6時30分~8時30分。土曜、日曜のバイキングはなし。宿泊料金は素泊まり1泊=3500円~、1泊2食=5500円~(以上税別)。