「しいば春のそばまつり」が5月4日、宮崎・椎葉で開催される。会場は椎葉民族芸能博物館周辺、つるとみ通り商店街など。主催は椎葉村商工会。
例年5月の大型連休に町歩きイベント「椎葉銀座さるく」として行われ、今回は椎葉村産のそばをテーマにする。観光客や地元の人に、地元のそばをより堪能してもらおうと企画された。
そば店「よこい処 しいばや」、旅館「鶴富屋敷」、物産会社「椎葉村地場産品開発」の3店が手打ちそばを販売する。そばを使ったスイーツも「そばカフェ」で提供される予定で、しいばやが「そばの実フロランタン」、ベーカリー「中園本店」がそば粉のサンドイッチ、ラスクを販売する。
そのほか、「カフェにかく」がソフトクリーム、おでん、「しあわせはんぶん庫」が焼き芋、民宿「おまえ」が炭火焼きイノシシ、「鈴木組」が肉巻きおにぎりなどを提供する。地元の料理好きも、山菜おこわ、そばの焼きそば、そばの実ぞうすいを販売し、計約15店が出店する。子どもがそばの石臼ひきなどを体験できるブースも設ける。
椎葉村商工会の黒木直美さんは「『椎葉銀座さるく』で特産品であるそばをテーマにするのは初めて。3店のそばを食べ比べすることもできる良い機会なので、皆さんに楽しんでいただきたい。出店者のほか、つるとみ通り商店街でも趣向を凝らして、お客さんを歓迎する予定なので、ぶらぶらと町歩きをしてもらえればうれしい」と話す。
開催時間は9時~16時。