日向市東郷町の「牧水公園」(坪谷)で4月14日、「牧水の里のつつじ祭り」が開催される。主催は同実行委員会(TEL 0982-69-3900)。
ツツジの開花時期に合わせ開かれる同祭では、ヒラドツツジやクルメツツジなど7種類の色鮮やかなツツジが3万本咲き誇る。今年は昨年より、20日ほど早い開催となる。
会場内では地上から高さ約20メートル昇る「熱気球の体験飛行」や「ふわふわトランポリン」などの体験ができる。ステージイベントとして同県のゆるキャラ「みやざき犬」3人が出演するほか、地区のカラオケ大会、創作ダンス、アフリカ太鼓の演奏も行う。「地場産品販売」として地元の野菜や総菜、鶏の炭火焼き、焼き肉など10店の地元業者が出店。餅まきや野点なども振る舞われる。
日向市東郷地域振興課の東村光教さんは「詩人である若山牧水の生誕地としても知られる東郷町。合併前の旧東郷町時代から開催しており、イベントをきっかけに自然豊かな牧水の地をより知ってもらいたいと考えている。気球の飛行体験は、日向ではこの日だけのアトラクション。家族で楽しめるイベントになっているので、牧水公園のツツジを見ることで春を感じ、のんびりと過ごしてもらえたらうれしい」と話す。
開催時間は9時~14時。熱気球の体験飛行は7時30分~11時(予定)、大人=1000円、中学生以下=500円。ふわふわトランポリンは100円。