「日向市しごと創生拠点」(日向市鶴町2、TEL 0982-66-6690)内にあるチャレンジスペースに1月28日、書と雑貨の店が期間限定オープンした。
出店は子育て世代応援団体「子育てラボ 育すく」(宮崎市)の横田恵三(えみ)さん。横田さんは書道師範の腕前を生かし、幼児から小学生までの書道教室や大人向けに「美文字レッスン」を開いている。店内では毛筆書や手作りコサージュなどの雑貨を販売する。
横田さんは20年以上幼稚園教諭・保育士として保育の現場で働き、小さい子どもや保護者とたくさんの出会いがあった。2人の子どもを持つ母親としての経験もあり、親から子育ての悩みを聞いたり、幼稚園教諭や保育士からの相談に乗ったりしている。母親のためのコーチングの資格も持ち、マヤ暦アドバイザーとしても活動する。
横田さんは「書には『ありがとう』『すきよ、だいすきよ』など、人の心に素直にしみる言葉を選んだ。言葉は目にすることで潜在意識に刷り込まれる。これらの書を部屋に飾り目にしてもらい、メンタルを整えてもらえればうれしい。子育ては正解がないので悩むこともあるが『力を抜いて大丈夫』と言ってあげたい」と話す。
価格は、書=1,500円~、花をあしらった小物やコサージュ=1,200円~。マヤ暦の考え方を活用したその人にあった言葉や、店名、ロゴ、メニュー、看板など、希望の文字書きにも対応する。
営業時間は10時~16時。日曜・月曜・祝日定休。横田さんの来店日には子育て相談にも応じる。2月28日まで。