日向市上町の日向市役所ロビーホールで7月16日、こども落語全国大会のプレイベントとして寄席が行われた。

「ひむかこども落語一門会」を率いる柱大黒さん

　7月28日・29日の「第10回こども落語全国大会」を前に開催された同寄席。三財小学校（西都市）3年のひむか亭とびうおさんが「あくび指南」、聡明中学校（延岡市）3年のひむか亭なるとさんが「目黒のさんま」を披露し、日頃の稽古の成果を見せた。日向市の子どもたちに落語を教えるノンプロ落語家の柱大黒さんも「勘定板」でトリをとった。その他、漫才ユニット「林田＆佐々木」も出演した。

　同大会実行委員で「林田＆佐々木」の林田慎吾さんは、「今年こそは宮崎の子どもたちの中から優勝者を出したい。こども落語全国大会終了後のファミリー寄席にはテツandトモや、若手落語家の注目株、柳亭小痴楽さんも来るので、ぜひ多くの人に見ていただきたい」と話す。

　「こども落語全国大会」の開催時間は、28日＝13時～（予選）、29日＝9時30分～（決勝）。同大会後に審査員の落語家たちが高座に上がる「ファミリー寄席」の開催時間は13時30分～（予定）。前売り入場料は大学生以上＝2,000円、小学生～高校生＝1,000円（当日売りは各500円増）。

　前売りチケットは、会場となる日向市文化交流センター（TEL：0982-54-6111）で購入することができる。