宮崎・延岡で行われている体験、交流イベント「えんぱく」の企画や運営の仕方を学ぶ講座が6月12日、全3回の日程で始まる。
「ひむかのくに えんぱく」は、延岡市を中心に展開する体験交流の催し。延岡のご縁(えん)をつなぐ博(はく)覧会と意味を込めたという。2010年に始まり今年で9年目。これまでに、地元を愛する人たちが企画した272のプログラムを実施した。
今年は10月13日から11月25日までの約1カ月半の間、延岡のほか、門川町、日向市、高千穂町など県北9市町村と隣接する大分県佐伯市や日出町などで50を超えるプログラム実施を予定する。
今回開かれる講座「えんぱく寺子屋」は、えんぱくの概要やプログラム作成の秘訣などを学ぶもので、プログラムを提供する「誘い人」たちの勉強会。誘い人や、誘い人になりたい人たちが集まり、講演を聞いたり、ワークショップでプログラム作成のコツを学んだりする。同事務局のメンバーである上野真稔さんは「誘い人にならなくても、えんぱくに関心のある方なら誰でも気軽に参加できる。3回すべて参加できなくても大丈夫なので、ぜひ多くの人にえんぱくの魅力を知ってほしい」と話す。
第一回はえんぱく実行委員の馬場和久さんが講和する。開催時間は18時30分~。場所はココレッタ延岡(延岡市幸町)。第2回=7月4日、第3回=7月18日の開催を予定。参加無料。詳しくは延岡商工会議所内えんぱく事務局(TEL 0982-33-6666)まで。