日向市駅前の交流広場で3月21日、「ひゅうがイースターフェスティバル」が開催される。
アメリカでは毎年春に大統領夫妻がホワイトハウスでイースターの恒例行事「イースターエッグロール」を開催するほど、欧米では春を告げる祭りとして知られているイースター。日向市でも在住外国人や宮崎大学、地元の富島高校などの協力を得て開催する。
当日は、イースターエッグ探し、イースターエッグ作りなどの伝統的な行事を楽しむほか、各国の民族衣装体験、英語で遊ぼうコーナー、さらには国際協力の紹介としてJICAのパネル展示や缶バッジ製作、ひょっとこ踊り体験なども行い国際交流を図る。
日向市内で英会話教室を経営する実行委員長の藤江顕さんは「今年で6回目になる当イベントは、コミュニティーレベルで開催されるイースターとしては全国の先駆けと自負している。海外に行く機会、外国人と接する機会が少ない子どもたちが英語を話したり、普段とは違う異文化の雰囲気を楽しんだりして、世界に目を向け豊かな視野を養ってほしい」と話す。「宮崎大学の留学生に参加してもらうことで、日向の魅力を海外に発信する貴重な機会にもなっている」とも。
同日には、NPO法人「こども遊センター」と共催する「赤ちゃんハイハイ競争」も開き、幼児からお年寄りまでの幅広い世代が駅前の交流広場に集う。
開催時間は13時~16時。雨天決行。問い合わせは実行委員会事務局(TEL 0982-60-3304)まで。