日向の財光寺南小学校で2月16日、特産品の「はまぐり碁石」を使ったストラップ作りとフォトフレームの飾り付けが行われた。
日本唯一の「はまぐり碁石」の産地として知られる同市。日ごろから地元の特産品について理解を深めている同校では、碁石店「黒木碁石店」の工場見学を行っていることが縁で、同店運営会社「ミツイシ」社長の黒木宏二さんから、10歳になったことを祝う「二分の一成人式」の記念品に「はまぐり碁石を使ってみてはどうか」との提案を受け、2016年から4年生が記念品同教室に参加している。
この日は、碁石製造の最終段階「選別」作業に従事する同社の女性スタッフや黒木さんが講師となり、ストラップ作りなどを指導した。
参加した75人の子どもたちは白いはまぐり碁石のほか、ピンクや青に塗られたカラフルな碁石、貝殻や持参したビーズやマカロニを使った作品作りに取り組み、「ペンチを使うのが難しい」などと話していた。
仕上がった作品は、2月23日の保護者参観日に行う「二分の一成人式」で、子どもたちが保護者に贈るという。