日向の黒木碁石店が今年100周年を迎えたことを記念して、12月15日から「プレミアム碁石セット」を約100万円引きで販売する。
日本唯一のハマグリ碁石の産地として知られる日向市で、100年続く老舗として碁石を作り続ける同社。毎月15日を「イゴの日」として、同社公式ホームページでフェアを開催する。今回100万円引きになるのは、同社上級品のハマグリ碁石「厳選雪印 40号」のほか、碁笥、碁笥袋、碁笥箱、6.5寸天地柾の脚付き榧碁盤、畳マットの計6点セット。碁笥は現在伐採が禁止されている「屋久杉」を材料とし、碁盤は盤材として最高級の本榧(かや)で作られている。
同社社長の黒木宏二さんは「100周年の年の最後の『イゴの日』となるため、最上級のハマグリ碁石『雪印』の中でも厚み11.3ミリのものを用意した。この碁石はその厚みの希少性のみならず、縞目も美しく、数千組に1組できるかどうかというもの。クリスマスや新年を控えていることもあり、日頃の感謝の意味を込めた」と話す。「日向のハマグリ碁石の歴史と同社の歩みをまとめた100周年記念の冊子も進呈する」とも。
同商品は1セット限定。定価206万8,000円のところ、106万8000円値引きし、100万円で販売する。来年1月14日までで売り切れ次第終了。