日向市日知屋の「日向ひとものづくりセンター」で来年2月7日、自分史づくりセミナーが始まる。
今まで歩んできた人生の記録である「自分史」。定年退職をした人、子育てを卒業した人など時間に余裕ができたときに自分史づくりに取り組む人も多い。
同講座の講師は、「自分史活用アドバイザー」の民間資格を持ち、パソコン塾を経営する、池田小百合さん。今回は「1枚の自分史づくり」と題し、写真1~2枚に文章をつけ、A4サイズにまとめる講座を開く。
自分史を作ることの意味を池田さんは「自分の生きてきた証を残すこと。自分史づくりには、過去を振り返ることで、今一度自分を見つめ直し、気づきを得ることができ、この先の人生をより自分らしくいきいきと生きるきっかけになる。また、自分の想いや写真は家族へのメッセージとなり、残そうと思わなければ残らない」という。「今回は思い出の写真1枚に文章をつけるので、『世界一簡単な自分史』。過去の出来事を思い出すことは、認知症予防にも効果があると思う」とも。
講座は全4回。第1回は写真を持ち寄り、参加者同士でディスカッションする予定。2回以降は文章を作り、ワードに写真や文章をレイアウト。最終回は作った自分史を発表する機会にする。
定員20人。開催日時は2月7、14、21、28日の10時~12時。費用は1回3,000円、4回10,000円。持ち物は、思い出の写真1~2枚、パソコン、筆記用具。参加申し込みは池田パソコン塾(TEL 0982-63-6262)。締め切りは2月3日。