日向市が今年の夏から続けてきたローカルビジネス創出に関する講座「日向ドラゴンアカデミー」の最終プレゼン大会が11月26日、日向市文化交流センター(日向市中町1)で開かれる。
今年は8月5日(地域ビジネスのつくり方)、8月26日・27日(サーフィン体験など地域資源を発見するフィールドワーク)、9月16日(クラウドファンディングによる資金調達)、10月7日(効果的な情報発信・PR)、10月28日(マーケティング)と実施された同講座。
昨年は地元の特産品「へべす」をテーマに販路開拓、PRについて成果を上げた。今回はおのおのの受講生が地域の課題解決にチャレンジする。
同アカデミー統括プロデューサーで、NPO法人まちづくりGIFT代表の齋藤潤一さんは、「日向市で2年目となる今回のアカデミーでは、全6回の講座の最終日に各自がどれだけ稼いだか、具体的に何に取り組み、どういう地域の課題を解決したかを発表できるよう、学びとアクションを同時に回していく高速PDCAをレクチャーしてきた。最終プレゼン当日までに挑戦してきたこと、これから取り組むローカルビジネスを披露する場は、日向の新しい伝説の始まりになるはず」と話す。
当日は、受講生が実際に活動してきた内容、成果を発表し、ゲスト講師らが講評を行う。日向市の担当者は「多くの市民、県北の方に受講生の取り組みを見届けてほしい」と呼び掛ける。
13時30分開場、14時開会。観覧料、駐車料とも無料。