日向の「おやつショップ天天(てんてん)」(日向市鶴町)が開店2カ月を迎えた。
店主の椎葉クニ子さんは、育ち盛りの中学生の孫のために手作りのおやつを作ることが楽しみで、これまでにいくつもの手作りパンを創作してきた。その中で、部活動をする学生や顧問の先生の間で評判になった「カレーパン」の専門店を8月20日に始めた。自宅1階の一部を改装し営業する。
同商品は1枚の食パンを半分に切り、カレーのルウを挟み三角形に折りたたんだもの。価格は150円(2個入り)。椎葉さんは名前の由来を「添加物は極力使わず、できるかぎり天然の素材を生かし、体のことを考えた調理パンを提供したいという思いから。また、お天道さまはいつも見てくれているという私の信念も理由」と話す。
ほかに「トーストサンド」「タマゴサンド」(各250円)も事前に予約があれば提供する。
椎葉さんは「おなかを空かせた近所の子どもたちが買いに来てくれたり、高齢の方が雑談をしに立ち寄ってくれたりする。皆さんの憩いの場になっているので、私も店に出ることが楽しい」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~売り切れ次第終了。日曜・祝日定休。