
「和」をテーマにしたイベントが11月3日、ココチャレGION(延岡市祇園町)などで開かれる。主催は北川町のイベント運営団体「#北川コフレ」、和の彩りGIONまち歩き実行委員会。
延岡で感じられる日本の文化とまち歩きを楽しむことを目的にした同イベント。祇園町の呉服店「森久」「ふくますや」が協力して行う着物の着付け体験や、古くから地元に伝わる日向神話などの紙芝居、延岡・大峡(おおかい)の神楽舞、精麻のワークショップ、抹茶と和菓子の提供などを行う。人力車による山下新店街、今山神社の鳥居前を通る町巡りやキッチンカーなどでの飲食物販売、神楽バージョンの「みやざき犬」のパフォーマンスも用意する。
主催者代表の妹尾麻樹さんは「11月3日の『文化の日』に、和の文化と延岡の歴史や伝統に触れる一日にしたいと思い企画した。着物で人力車に乗って祇園町や山下商店街を巡り、普段とは少し違う景色を楽しみながら、延岡の魅力を再発見する機会になれば。神話と神楽といった伝統文化も同時に体感できるので、たくさんの方にお越しいただきたい」と話す。「着物での来場者やSNSのキャンペーン参加者には、和雑貨のプレゼントもある」とも。
大峡神楽保存会の黒木弘一会長は「今回は小学生から高校生を中心に神楽を舞う。大峡神楽は延岡市の指定民俗文化財に指定された。日本の伝統文化の一つである延岡の神楽を、ぜひご覧いただきたい」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料。のべおかCOINと連携する駅まちエリアで、スタンプラリーも同時開催する。