
延岡総合文化センター(延岡市東浜砂町)や野口遵記念館(東本小路)などで8月22日~24日、日本青年会議所(JC)の「九州コンファレンス」が開催される。主催は日本青年会議所九州地区協議会。
年に1度、九州地区大会として開催する同カンファレンス。今回は延岡青年会議所が主管し、延岡で初めて開催する。JCは20歳~40歳の人が加入でき、社会的課題に取り組むことを目的に活動する。
22日は鳥取県知事や総務大臣などを務めた片山善博さんが野口遵記念館で講演を行う。「延岡ミライセッション2025」と題し、地元高校生が考えたマニフェストに片山さんがアドバイスする。23日は延岡総合文化センターで「持続可能な社会に向けたビジネス戦略」と題したメインイベントを開催。ジャーナリストの丸山ゴンザレスさんが講演を行うほか、社会課題や環境に関する分野でビジネスを行う、辻井隆行さん、川野輝之さん、池田将太さんの「ソーシャルビジネストークセッション」も予定。その他、キッチンカーや飲食など約20店が出店する「NOBEOKAフェス」と音楽やダンスが披露される「ENEFES NOBEOKA」は妙田公園駐車場(延岡総合文化センター横)で、防災フェスタが妙田グラウンド(長浜町3)で、それぞれ開かれる。
延岡JC監事の野中健雄さんは「さまざまな内容で、老若男女問わず楽しんでいただけるよう企画した。『延岡ミライセッション』では延岡の未来を高校生や大正大学地域構想研究所所長である片山さんと考えたい。23日にはテレビでもおなじみの丸山さんに『海外への挑戦』をテーマに、挑戦することの大切さを語っていただく」と話す。同メンバーの興梠貴士さんは「準備はとても大変だったが、主管JCメンバーとして携われるのは光栄なこと。多くの方に来てほしい」と呼びかける。
開催日時は、延岡ミライセッション=22日13時~、丸山さんの講演=23日11時30分~13時、ソーシャルビジネストークセッション=同15時30分~17時、NOBEOKAフェス=同10時~16時、防災フェスタ=同10時~15時、ENEFES NOBEOKA=同11時30分~14時。入場無料。「延岡ミライセッション」「持続可能な社会に向けたビジネス戦略」は要予約。