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宮崎・高千穂で音楽劇「ドラマティック古事記」 バレエの西島数博さん主演

「ドラマティック古事記」の一場面。(右から)西島数博さんとイザナミ役とアマテラス役を演じる浅野瑞穂さん(写真提供=高千穂町企画観光課)

「ドラマティック古事記」の一場面。(右から)西島数博さんとイザナミ役とアマテラス役を演じる浅野瑞穂さん(写真提供=高千穂町企画観光課)

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 スーパー神話音楽劇「ドラマティック古事記 神々の愛の物語」が5月18日、宮崎・高千穂町の高千穂町武道館(高千穂町三田井)で上演される。古事記の舞台といわれる同町での公演は今回が初めて。

高千穂町企画観光課長の安在浩さん

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 同音楽劇は、劇作家の故・市川森一さん原作で、天地の始まりから、国生み、神生み、神羅万象の誕生、黄泉(よみ)の騒乱、夫婦神の別れ、三貴神の出現、天岩戸におけるアマテラスとスサノオと続く物語。歌や舞踊、和太鼓、語り、バレエとさまざまな表現を使う。日向市出身で高千穂町の観光大使を務めるバレエダンサーの西島数博さんが芸術監督、演出、主演を務める。

 高千穂町企画観光課長の安在浩さんは「西島さんは10年以上、『ドラマティック古事記』の公演を行い、2023年からは高千穂町の観光大使として観光宣伝を担っていただいている。西島さんの高千穂でも上演したいという思いが実現し、町内の宮司たちにも見てほしいと案内している。古事記の世界を舞踊やオペラで表現していただけるのが楽しみ。宮崎出身のカウンターテナー歌手・米良美一さんにも出演していただくことになった。高千穂ではエンターテインメントに触れる機会が少ないので、ぜひ見に来てほしい」と呼びかける。

 西島さんは「神話がふるさとに戻ったような気持ちで舞台に立つ。古事記を、とても人間的にエンターテインメントで分かりやすく伝えていく。岩戸開きのシーンが見どころで、どのように表現されるか見てほしい。今回はせり出したステージとさらにランウェーがあり、すぐ目の前で360度から見ていただける。ワクワクドキドキが止まらない、夢と感動の90分を味わってほしい」と呼びかける。

 上演時間は15時~16時30分(14時開場)。チケットは、特別前方指定席=8,000円、自由席=5,000円。0歳から入場でき、3歳以上はチケットが必要。

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