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宮崎・門川町の日本料理店が新メニュー「ハリハリ鍋定食」 特産のハモ使う

「鱧(ハモ)のハリハリ鍋定食」の提供を始めた常若

「鱧(ハモ)のハリハリ鍋定食」の提供を始めた常若

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 宮崎県門川町の日本料理店「魚甚閣 常若(とこわか)」(門川町上町、TEL 0982-63-6655)が今月、ランチ限定の新メニューとして「鱧(ハモ)のハリハリ鍋定食」の提供を始めた。

今月提供を始めた「鱧(ハモ)のハリハリ鍋定食」。付け合わせの野菜には宮崎県美郷町北郷・宇納間産のシイタケも

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 創業から約70年、3代にわたり受け継がれてきた魚甚閣は2013(平成25)年1月、黒木真吾さんが「常若」として新たに開店した。15年間大阪で日本料理の腕を磨いた黒木さんは、コロナ禍をきっかけにランチ限定で釜飯定食を提供し始め、地元で気軽に日本料理が味わえる店として親しまれている。

 門川町は有数のハモの産地として知られている。黒木さんは「特産のハモは都心部に出荷され、町内ではハモを食べられるところが少ない。ハモのおいしさを知ってほしいと町のハモ漁師と協力してハモ料理を提供することを決めた」と話す。

 「鱧のハリハリ鍋定食」(白ご飯・吸い物・小鉢付き、2,200円)は、町内の底引き船「朝戎丸(あさえびすまる)」の船長・黒田朝明さんから仕入れるハモを使う。昆布とカツオの一番だしにしょうゆなどの調味料と少量の祝い粉(コショウ)を加えた鍋つゆに、ハモの切り身を入れながら味わう。

 黒木さんは「ハモに合う料理を何種類か試作した結果、夜のコースメニューの一つとして人気だったハモのハリハリ鍋をランチメニューの一つとして提供することにした。提供を始めたばかりだが、お客さまからの評判も良く、うれしい。この機会に新鮮なハモを味わってほしい。ハモの仕入れ状況によって提供できる数に限りがあるため、事前に予約いただければ」と話す。

 営業時間は、11時30分~14時、18時~22時。水曜定休。

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