延岡の「リバーパル五ヶ瀬川」(延岡市牧町、TEL 0982-42-3005)で12月8日、クリスマスバザーが始まった。
バザーでも人気のクリスマスリース。リバーパル五ヶ瀬川関係者が作った
同施設は1997(平成9)年の大水害に伴い、洪水時における友内川水門等の操作に万全を期すための遠隔操作管理施設として造られた。2002(平成14)年5月に開館し、NPO法人「五ヶ瀬川流域ネットワーク」が運営。洪水・地震・津波に関する展示のほか、子ども向けに昆虫標本の作り方教室や降雨体験教室「土砂降りハウス」なども開催する。
同バザーはオープン当初から毎年行い、収益金は同施設に環境教育のために来る子どもたちの活動資金などに充てられる。
同NPOの大貫容子さんは「バザーは日用品や衣類などの寄付を募って、毎年4月と12月に行う。物品を捨てるのではなく、必要な方が使って生かし、私たちが活動資金を得られればSDGsになる。元館長の土井裕子さんが作る『ドイツ式クリスマスリース』はこのバザーの名物とも言えるもの。毎年スタッフも協力して作り、販売している。生のスギの木やセイタカアワダチソウなど自然のものを材料にしたリースで、『幸運のお守り』といういわれもある」と話す。
営業時間は9時30分~16時30分。バザーは今月22日まで(10日、17日は休館日)。品物の寄付は現在も受け付けている。