海鮮丼の店「鰤(ぶり)屋金太郎」(延岡市北浦町古江)が延岡・北浦にオープンして、9月7日で1カ月がたった。
「鯛カマの黒コショウ揚げ」はまるでフライドチキンのような味わい
経営は水産加工企業の「新海屋」(北浦町古江)。2011年3月設立で、延岡・北浦で育てた養殖のカンパチ、ブリ、マダイを漁港近くの工場で加工し、国内だけでなく米ロサンゼルスや台湾など海外にも出荷する。2020年にネット販売を開始。小川裕介社長は「ネットでは月間1万件以上の注文が入る月もある。今回の出店はECで成長してきた『鰤屋金太郎』のリアル店舗として位置付けている。多くの人に評価いただいている延岡の魚を、ぜひ現地で食べてもらいたい」と話す。今後は福岡市内への出店を目指すという。
メニューは、「金太郎ぶり丼・スタンダード」「金太郎ぶり丼・炙(あぶ)りハーフ」(以上1,480円)やブリ、カンパチ、マダイの3種をのせた「えびす丼」(1,880円)など。丼には全てタイのあらを使ったみそ汁が付く。「ぶりカマのから揚げ」(430円)、「鯛カマの黒コショウ揚げ」(380円)の単品も用意。
営業時間は11時~16時。