「性教育を考える日」にちなんだイベント「赤ちゃん祭」が7月15日、結婚式場「ガーデンベルズ延岡」(川原崎町、TEL 0982-21-1122)で開かれる。一般社団法人「日本いのち心アカデミー協会」(沖田町)と同式場との共催。
性教育を考える日は、同協会の代表理事で助産師でもある水野弥生さんの申請を受けて2022年、日本記念日協会が認定した記念日。「海の日」と「産みの日」を掛けて7月の第3月曜に定められた。水野さんは、看護師、助産師として産婦人科や小児科で仕事をした経験などから、乳幼児期からの「包括的性教育」の必要性を訴える。水野さんの思いに賛同した同式場が、結婚後のカップルに楽しく子育てをしながら、性教育についても考えてほしいと場所を提供する。
水野さんは「自分を大切にし、他人を大切にする気持ちは母子の愛着を基本にしていて、乳幼児の頃から育まれる。妊娠中の方や1歳くらいまでの赤ちゃんのいる方にイベントを通して、そのことに気づいてもらえたら」と話す。
当日は水野さんによる子育て講話、ハイハイ・よちよちレースのほか、7キロ程度の妊婦ジャケットを着用する妊娠体験コーナーや、夫婦がそれぞれへの感謝の気持ちをつづる「夫婦円満コーナー」などを設けるほか、赤ちゃん用品の「お譲り会」も行う。水野さんは「お譲り会に寄付いただける品も募集している。新品のおむつや母乳パッド、美品のサイズ100センチくらいまでの洋服、ベビーカー、チャイルドシート、おもちゃ、絵本などを譲っていただけたら」と話す。キッチンカーや飲食店などの出店もあり、リンゴあめ、米粉のスイーツ、唐揚げ、コーヒー、子ども服の販売も行う。
開催時間は13時~15時(12時30分開場)。講話=13時~13時30分、ハイハイ・よちよちレース=13時30分~14時(要事前申し込み)、妊娠体験など=14時~15時、お譲り会=14時15分~(品物がなくなり次第終了)。赤ちゃん用品の寄付は9時~19時、同式場で受け付ける。火曜・水曜定休。